歌词
確かあれは12年前ぐらいになるか
俺はいつものお決まりの席でくだらない
大人の話を聞かされて
あくびして寝て怒鳴られての毎日で
散々だったな
でもある日いつも通りの空間が嫌になって外に出たら
お前は知らんぷりして俺の横を通り過ぎた
偶然すぎた
馴れ馴れしい俺
しつこくくだらなすぎる話ばっかして
苦い顔したお前に話しかけた
それは今思えば悪い事じゃなくて
俺にとって大切な思い出
まあお前にとっては大切か知らんが
この話が伝わればいいが
普通にしてても馬鹿な俺らには伝えにくいことでも
音にすれば大丈夫
心配すんな
思い出はいつもすべてが残るようで
側にいるようで
居なくなるのかな
思い出はいつも頭を駆け巡る
側にいるようで見えなくなるのかな
よく遊んだなあの公園
あのゾウさんの滑り台はいつか取り壊されて多分
コンビニかビルにでもなんのかなあ
俺たちが2回目のハタチを迎える時
子供たちが遊ぶ遊具もサビひとつなく
綺麗すぎるものばっかで成り立ち安心
そんなんで育たれてもって感じ
今になって痛みや喜びは倍に感じる
信じることをわからない年頃にそれを思えたよ
ちょうどあの頃
自分にもし万が一何かあった時に
すっ飛んでくる仲間が人生の宝
尊敬するよ
毎朝スーツに頭固めて駅前で挨拶している政治家さん
ごめんなあの頃
中指たてて
俺が逆の立場だったら勘弁だまじで
俺らは雪印のコーヒーの味みたく
甘いけどどっか苦い感覚に襲われる
時々また眠れない夜
出てくれ毎度の電話をかける
思い出はいつもすべてが残るようで
側にいるようで
居なくなるのかな
思い出はいつも頭を駆け巡る
側にいるようで
見えなくなるのかな