バイオグラフィー
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活動期間
1985 ~ 1988 (3 年間)
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出身地
London, England, イギリス
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メンバー
- Jimmy Somerville
- Richard Coles
エレクトリックなダンス・ビートとファルセット・ヴォイス、そしてゲイでコミュニストであることの疎外感を表出したかのようなダークで退廃的な面を感じさせるサウンド志向を持った好バンド、ブロンスキ・ビート。グラスゴー出身のジミ・ソマーヴィル、スティーヴ・ブロンスキ、ラリー・ステインバチェックによる3人組バンドでした。デビュー・アルバム「エイジ・オブ・コンセント」をリリースした後、ヴォーカリストのジミー・ソマーヴィルが電撃脱退(というか、失踪)し、新たに結成したのが、この「コミュナーズ」でした。ブロンスキの路線を引き継いだ、エレクトリックで妖しいイメージのサウンドが繰り広げられる名作デビュー・アルバムを1986年にリリースします。1987年にリリースされたセカンド・アルバムでは、ダークな部分がやや後退、鮮やかなソウル・フィーリングを感じる事の出来るヴォーカルと、活き活きとしたダンス・ビートが織り成す、広がりのあるサウンドが魅力的な作品です。グロリア・ゲイナーやジャクソンズで有名なソウル・クラシック「さよならは言わないで」のカヴァーは、シングル・ヒット、ここ日本では「NTTドコモ北海道」のCM曲として使用されていました。余談ですが、ジミの失踪により残されたブロンスキ・ビートのメンバーは、一時窮地に追いやられますが、新ヴォーカリストを迎えたセカンド・アルバム「トゥルースデア・ダブルデア」で見事復活を遂げ、大ヒット「パーフェクト・ビート」を生み出しています。
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