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北欧系ポストロックに、Kyteが導入した英国ロック的なポップ・メロディー、Sigur Rosが最新作『残響』で見せたオーガニックな触感を経て、好評を博した前作『Gummi』(DDCN4006)の歌モノ路線をさらに推し進めた、6枚目のアルバム『Sanitas』において、Stafraenn Hakonが聴かせる、何ともドリーミーでロマンティックな歌心。ポストロック以降のアイスランド・サウンドを提示する決定的作品の登場です!!
国内盤化された前作『Gummi』(DDCN4006)のヒットで知られる、Olafur JosephssonによるStafraenn Hakon(スタフライン・ハウコン)。元々は、ポスト・シガー・ロスのアイスランディック・ポストロックとして認知されていたが、本作では前作からの歌モノ路線をさらに推し進め、エレクトロニカ的な要素からは離れ、単純な轟音ポストロックからも脱却した、新世代英国バンドであるKyteのメロディー志向やシガー・ロスが最新作『残響』で見せたオーガニックさと共鳴する音楽へと推移している。アイスランド出身のアーティストが持ち合わせる霞がかった神秘性から、よりストレートで体温の感じる歌へ。幼少期からの友人であるコラボレーター、Samuel White、共同プロデューサーでもあるDaniel Lovegroveをはじめ、素晴らしいヴォーカルを聴かせるMinco Eggersman、Magnus Freyrといったゲスト・ヴォーカル陣らからの変わらぬサポートを受け、アンサンブルはますます充実の一途を辿る。文句なしにStafraenn Hakonのキャリアにおいて、最高傑作!!
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