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バイオグラフィー

  • 生年月日

    1957年 10月 30日 (66 歳)

  • 出身地

    Moscow, ロシア

シュロモ・ミンツは1957年10月30日モスクワで生まれ、2歳で家族と共にイスラエルに移住、テルアヴィヴ音楽院に入学。6歳のときすでに音楽家としての将来を約束され、ヴァイオリニストでもあり、また多くのヴァイオリニストを育てたイローナ・フェヘールに師事。

11歳のときにメータ指揮イスラエルフィルとの共演でコンサートデビュー、その才能を目の当たりにしたメータは、すぐにアイザック・スターンにその驚きを電話で伝えたといいます。
その後すぐに病気で倒れたパールマンの代役としてメータに招聘され、パガニーニ・ヴァイオリン協奏曲第1番を再び同フィルと共演、その後各シーズン定期的にメータと共演することになります。16歳のときにはスタインバーグ指揮ピッツバ―ク響との協奏曲演奏でカーネギー・ホールにデビューという驚異的なスタートを切りました。
アイザック・スターンはアメリカ=イスラエル文化基金からの奨学金を取り計らい、ミンツはジュリアード音楽院に入学、ドロシー・ディレイに師事します。その後もアメリカ=イスラエル文化財団の強力なバックアップの元、コンクールを経ることなく演奏活動を始めるという異例のキャリアの持ち主でもあります。

ヨーロッパでのデビューは1976年ブライトン・フェスティバル(ジノ・フランチェスカッティの代役)、続いてロンドンとドイツ各地でオーケストラと共演。翌年にはさらに大規模なヨーロッパツアーに出掛けています。演奏回数は、各シーズン100~200回に及びました。
1980年にはザルツブルグ音楽祭に初登場、ブラームスを演奏。その後主な国際音楽フェスティバルのほとんどに、定期的に招待されています。
1983年イスラエルでの音楽祭にて開催されたフーベルマン・フェスティバル「偉大なるヴァイオリニストの集い」では、スターン、パールマン、イダ・ヘンデル、ギトリスらと共演(DVD発売あり)、1985年にはザルツブルク音楽祭でバッハの無伴奏の全曲演奏を行い、評判となります。なお1984年5月には初来日、ここ数年はほぼ1~2年毎に来日しています。

レコーディング活動では、1980年ドイツ・グラモフォンと専属契約を結びレコーディングを開始、メンデルスゾーン&ブルッフ、パガニーニ、クライスラーと立て続けに話題盤をリリース。
1984年にはバッハの無伴奏ソナタとパルティータを発表し、高い評価を獲得。
以後、ミンツは世界各国の音楽賞を受賞するなど、その透明度高く美しい音色と高度な技巧により絶賛を博してきましたが、ドイツ・グラモフォンへの録音を早くも1988年に終了すると、その後海賊版が多数市場に流出することになり、特にチェリビダッケ指揮のブラームスヴァイオリン協奏曲が人気となりました。

以後アメリカのミュージックマスターズにヴァイヴァルディのシリーズを、RCAにモーツァルトの協奏交響曲を録音したり、演奏と共に指揮者としてフランスのヴァロワにストラヴィンスキーの『兵士の物語』を録音するといった具合に、専属という形をとらない活動を行っています。
これまでの共演者にはチェリビダッケ、ジュリーニ、シノーポリ、バレンボイム、アバド、といった指揮者や、スターン、パールマン、バシュメット、ブロンフマン、マイスキーらがおり、すでに世界的ヴァイオリニストとして揺るぎない評価を得ています。

また18歳のときから指揮者としてのキャリアも持っており、イギリスのロイヤルフィルハーモニックオーケストラ、NHK交響楽団やイスラエル響等、各国のオーケストラと共演しているほか、弦楽四重奏団や室内管弦楽団との共演、ヴィオラソリストとしても演奏・レコーディングなども行っています。
一方で、著名なコンクールの審査員としても活躍、イスラエルや世界各国でヴァイオリンのマスタークラスを実施、するなど、多数のヴァイオリニスト育成にも注力しています。

主な審査員として
チャイコフスキー国際コンクール審査員(1993)、
エリザベート王妃国際音楽コンクール審査員(1993、2001)
ヴィニャエフスキ国際コンクール審査員長(2001)
2002年よりシオン-ヴァレー州音楽祭・国際コンクール(スイス)審査員長及び芸術監督、
2006年より宗次エンジェルヴァイオリンコンクール(日本)審査員長。

主な指揮活動として
イスラエル室内管弦楽団のミュージックアドヴァイザーを1989年から1993年、
1994年3月マートリヒト交響楽団(オランダ)の芸術顧問及び首席客演指揮者に指名、
2008/2009年シーズンより、ザグレブ・フィルハーモニックオーケストラの首席客員指揮者。

現在、彼は素晴らしいテクニックの冴えと比類ない音色の美しさで、同世代のヴァイオリニストのなかでも群を抜いた存在であり、活躍の場は日本を含めヨーロッパ、アメリカ、アルゼンチンなど世界各国に拡がっています。

【information】
Official HP
http://www.shlomo-mintz.com/index.html
Management Office
http://www.tivoli.dk/composite-7685.htm

【指揮および審査員活動】
ザグレブ・フィルハーモニックオーケストラ
http://www.zgf.hr/?page_id=48&language=en
シオン-ヴァレー州音楽祭・国際コンクール(スイス)
http://www.sion-festival.ch/
宗次エンジェルヴァイオリンコンクール
http://www.munetsuguhall.com/competition/index.php

【Discography】 ※収録日時順

***from Deutsche Grammophon
メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲/ブルッフ・ヴァイオリン協奏曲第1番
クラウディオ・アッバード指揮・シカゴ交響楽団
録音:1980年2月18,23日 シカゴオーケストラホール

クライスラー名曲集
クリフォード・ベンソン(pf)
録音:1980年6月 エルサレム ミュージックセンター

パガニーニ・24のカプリース(全曲)
録音:1981年12月13-20日 フリードリヒ・エーベルト・ハレ、ハンブルク

バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)
録音:1983年1,12月、1984年3,6月 Nikolauskloster, ユーヘン(ドイツ)

プロコフィエフ・ヴァイオリン協奏曲1番・2番
クラオウディオ・アッバード指揮シカゴ交響楽団
録音:1983年2,3月 シカゴオーケストラホール

「偉大なヴァイオリニストの集い」ヴィヴァルディ・四季
※収録曲未確認・・・DVDにて発売有り
スービン・メータ指揮イスラエルフィル
録音:1983年

フランク、ラヴェル、ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
イエフィム・ブロンフマン(pf)
録音:1985年6月7-10日 ラ・ショード=フォン・ムジカ・テアトル

メンデルスゾーン・ソナタ
ポール・オフトロフスキ(pf)
録音:1986年5月 Nijmwegen, Grote Zaal
※1988年グラモフォン室内楽賞 受賞

シベリウス・ヴァイオリン協奏曲/ドヴォルジャーク・ヴァイオリン協奏曲
ジェイムス・レヴァイン指揮ベルリンフィルハーモニー
録音:1986年6月 Jesus-Christus-Kirche, Berlin

フォーレソナタ1番・2番
イエフィム・ブロンフマン(pf)
録音:1986年7月 Koln, Deutschlandfunk, Sendesaal

ベートーヴェン・ヴァイオリン協奏曲、ロマンス1・2番
ジュゼッペ・シノーポリ指揮・フィルハーモニアオーケストラ
録音:1986年9月、1987年4月(ロマンス) Watford Town Hall(ロンドン) 

プロコフィエフ・ヴァイオリンソナタ1番・2番
イエフィム・ブロンフマン(pf)
録音:1987年6月 Koln, Deutschlandfunk, Sendesaal

ブラームス・ヴァイオリン協奏曲
クラウディオ・アッバード指揮ベルリンフィルハーモニー
録音:1987年9月 Berlin, Philharmonie
使用楽器:Joseph Contreras(1773)

ラロ・スペイン交響曲/ヴュータン・ヴァイオリン協奏曲5番/サン=サーンス・序奏とロンドカプリチョーソ
ズービン・メータ指揮イスラエル交響楽団
録音:1988年10月 Frederic R.Mann Auditorium, Tel Aviv

バルトーク・ふたつの肖像
クラウディオ・アバド(指揮)ロンドン交響楽団
録音:※未確認

***from RCA Victor
モーツァルト・協奏交響曲
ヴィラジミール・スピヴァノフ(vn、指揮)モスクワヴィルトゥオージ
シュロモ・ミンツ(va)

イスラエルフィル60周年ガラコンサート・ヴィヴァルディ4つのヴァイオリンのためのコンチェルト
ズービン・メータ指揮イスラエル交響楽団
録音:1996年12月26日 Frederic R.Mann Auditorium, Tel Aviv (live)

***from MusicMasters Classics
ヴィヴァルディ・ヴァイオリン協奏曲全集 (10 Volumes)
シュロモ・ミンツ(vn, 指揮)
使用楽器:ベルゴンツィ(1745-1773)

***from Erato
ショスタコヴィチ・ヴァイオリンとヴィオラのためのソナタ
ヴィクトリア・ポストニコワ(pf)
録音:1991年9月 The asalle dei'Arsenal de Metz

***from Valois
ストラヴィンスキー・兵隊の物語
録音:1996年12月 シャンゼリゼ劇場(チャリティー)

***from Avie Records and Magnatune
ブラームス・ヴァイオリン・ソナタ&ヴィオラ・ソナタ全集
シュロモ・ミンツ(vn,va)
イタマール・ゴラン(pf)
録音:2003年10月30日-11月7日、テルデックス・スタジオ、ベルリン

モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲全集・
2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ(*)・協奏交響曲(*)
シュロモ・ミンツ(Vn/Va)指揮イギリス室内管弦楽団
ハガイ・シャハム(Vn;*)
録音:2004年6月&9月、Air Studios, Lyndhurst Hall、ロンドン

【DVD】
フーベルマン・フェスティヴァル in 1983 「偉大なヴァイオリニストの集い」
スターン、シェリング、パールマン、ズッカーマン、メータ&イスラエル・フィル(2DVD)
収録:1983年

シベリウス・ヴァイオリン協奏曲
エサ=ペッカ・サロネン指揮 南西ドイツ放送交響楽団
収録:1986年 西独、南西ドイツ放送局スタジオ

パガニーニ・ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6
ヨエル・レヴィ(指揮)マーストリヒト・リンブルク交響楽団
収録:1997年9月6日、マーストリヒト(ライヴ)
使用楽器:グァルネリ“デル・ジェズ”『イル・カンノーネ(カノーネ;Il Cannone)』(1743)

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