バイオグラフィー
-
生年月日
1963年 10月 31日 (61 歳)
-
出身地
Ardwick, Manchester, Greater Manchester, England, イギリス
ジョニー・マー(Johnny Marr、1963年10月31日 - )はイギリスのギタリスト。マンチェスター生まれ。
アイルランド系移民の子として生まれる。両親はアイルランドのキルデア州出身である。1982年のザ・スミス結成後、バンドの人気に伴い一躍有名になる。ギターテクニックには定評があり、オアシスのノエル・ギャラガーや元スウェードのバーナード・バトラーなどといった多くのギタリストに影響を与えた。しかし人気絶頂の最中であった1987年にバンドを脱退。結果としてザ・スミスは解散してしまう。しかし、その後も活動を続け、1988年にザ・ザのギタリストになり、1989年にもニュー・オーダーのバーナード・サムナーとエレクトロニックを結成する。また、その後には、リンゴ・スターの息子ザック・スターキーや解散中であったクーラ・シェイカーのベーシストなどとジョニー・マー&ザ・ヒーラーズも結成し、プロデュース業も数多くこなしている。マッシュルームカット風の髪型が特徴でサングラスも似合う。
2006年、米国のロックバンド、モデスト・マウスに正式メンバーとして加入した。同時に、オレゴン州ポートランドに移住している。
2008年、英国のジャーマン三兄弟によるロックバンド、ザ・クリブスに正式に加入した。ジョニーがこのバンドのファンであり、互いに曲のアイデアを交換しているうちに、結局バンドに加わるようになった。
ローリング・ストーン誌の2007年11月号の企画、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も過小評価されている25人のギタリスト」において第15位。
2010年公開のクリストファー・ノーラン監督の映画『インセプション』において、ハンス・ジマー作曲のサウンドトラックでギタリストとして参加。映画が持つ独特の危うげな夢空間を見事に表現している。
彼のポリシーとして「ギタリストはあくまで伴奏者である」というのがある。テクニックをひけらかすのではなく、曲にふさわしいフレーズさえ弾けばよく、無駄な音は一音たりとも弾くべきではない。それは彼のソングライター志向からもきているものである。 流麗なバッキングリフはメロディラインとは別な旋律を奏でており、彼の「ギター1本でフィル・スペクターを演奏する」という意気込みを文字通り体現するかのようなギタープレイである。また「ハウ・スーン・イズ・ナウ」のようなエフェクティヴなプレイにおいても才能を見せつけ、非常に引き出しの多いプレイヤーでもある。一言で言えば、あらゆる曲のアイデアをすべてギターで表現することのできるギタリストである。
Last.fm に掲載するアーティスト解説は誰でも編集できます。あなたもぜひ!
このページでユーザーが投稿したテキストはクリエイティブ・コモンズの表示-継承ライセンスで入手可能です。また追加的条項が適用されることがあります。