バイオグラフィー
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活動期間
1986 ~現在 (38 年間)
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出身地
Kolbotn, Oppegård, Akershus, ノルウェー
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メンバー
- Anders Risberget (1987 – 1988)
- Dag Nilsen (1987 – 1991)
- Fenriz (1986 ~現在)
- Nocturno Culto (1988 ~現在)
- Zephyrous (1988 – 1993)
ダークスローン (Darkthrone) は、ノルウェーのブラックメタルバンド。バンド名はCeltic Frostの曲Jewel Throneに由来するといわれている。ファーストアルバムの時点ではデスメタルをプレイしていたが、セカンド以降現在に至るまで、ブラックメタルにカテゴライズされる作品をコンスタントにリリースし続けている。意図的な録音の質の低さと、反復の多いプリミティヴな楽曲が特徴で、その音楽性を評してプリミティヴ・ブラックメタルと呼ばれる事もある。
アルバム「Transylvanian Hunger」のブックレットに"Norsk Arisk Black Metal"(英語で"Norwegian Aryan Black Metal"を意味する)と記載したことから、ナチ思想を信奉しているという疑惑がかけられている。
このため、バンドはアルバム「Panzerfaust」発表時、「Darkthroneはナチバンドでも政治的バンドでもない」と釈明することとなった。
メンバー
* Nocturno Culto - ボーカル、ギター、ベース (本名Ted Skjellum)
1988年にギタリストとして加入。『Soulside Journey』 よりボーカルを兼任するようになる。Dag Nilsenの脱退後は、ベースも担当。また、Satyriconの『Nemesis Divina』にサポート・ギタリストとして参加している。
* Fenriz - ドラム (本名Gylve Fenris Nagell)
結成当初からのメンバーで、当時はValhallというバンドでもドラムをプレイしていた。活動初期にはボーカルも担当している。1990年代前半には、Storm(ドラム・ボーカル)、Dodheimsgard(ベース・ボーカル)への参加、またサイドプロジェクトとしてNeptune Towers、Isengardをやっていた。DJ Ebolaの名前でオスロのDJイベントもやっている。『Total Death』を除けば、基本的に彼が歌詞を書いている。なお、ファーストアルバムのクレジットHank Amarilloは偽名。
* Zephyrous - リズムギター (1987-1995)
本名Ivar Enger。結成当初からのギタリスト。『Panzerfaust』以降はダークスローンへの関わりはない。
* Dag Nilsen - ベース (1987-1991)
結成当初のベーシスト。『A Blaze in the Northern Sky』のベーストラックを録音後、脱退する。
* Anders Risberget - セッション・ギター (1987-1988)
1986年にノルウェー・コルボンにて、Leif NagellとAnders Risbergetの二人で結成、当初はBlack Deathと名乗っていた。1987年に名前をDarkthroneに改めデモ『Land of Frost』を録音、1988年にはTed Skjellumがギタリストとして加入する。その後デモ3枚を録音し、Peaceville Recordsとアルバム4枚のリリースを契約する。初のフルアルバムとなる『Soulside Journey』では、どちらかというとテクニカルなデスメタルをやっていたが、1991年頃にメイヘムのユーロニモスと出会ったことにより、インナーサークルに加入、続いて録音された『Goatlord』もブラックメタルに近いものになる。このアルバムはお蔵入りになってしまったが(後に再発)、1992年にリリースされた『A Blaze in the Northern Sky』は初期Bathoryに強く影響を受けた、速くプリミティヴで単調な、その後のダークスローンの方向を決定付けるものだった。またこの頃よりメンバーは名前を今のもの(Nocturno Culto、Fenriz、Zephyrous)に変え、コープスペイントを始める。
1992年にイギリスツアーをキャンセルして以来、彼らはライブを行うのをやめ、またインタビュー等でメディアに露出するのも避けるようになる。また1994年のアルバム『Transilvanian Hunger』のライナーノーツで、ユダヤ人を攻撃しているように見える表現があったため、物議を醸したが、次のアルバム『Panzerfaust』でFenrizが、ダークスローンがポリティカルなバンドである事を否定している。現在でもライブはまずやらないが、インタビューは頻繁に応えている。
続く2作『Under a Funeral Moon』、『Transilvanian Hunger』は前作の方向性をさらに発展させたもので、評価の高いこれらの作品は「三部作」と呼ばれる事もある。Peacevilleとの契約を満了したダークスローンは、SatyriconのSatyrのレーベルMoonfog Productionsに移籍し、計7枚のフルアルバムをリリースする。三部作以降の音楽性は、元からあったHellhammer/初期Celtic Frostの影響がますます強いものになり、ギターリフも以前ほどシンプルなものではなくなる。なお、『Under a Funeral Moon』から『Panzerfaust』までの三作はFenriz所有のスタジオNecrohell Studiosで録音が行われていたが、それ以降は使われていない。
2005年には古巣であるPeaceville傘下に自分たちのプロダクションTyrant Syndicate Productionsをつくり、今後はここからアルバムのリリースを続けていく予定。2006年に出たEP『Too Cold Too Old』はノルウェーのシングルチャートで11位を獲得している。
2006年以降、彼らの楽曲はクラストコアの影響を強く受けたものへとシフトしてきている。
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