Spotifyから再生中 YouTubeから再生中
YouTube video にジャンプ

プレーヤーをロードしています…

Spotify 経由で Scrobble しているお客様へ

Spotify アカウントを Last.fm アカウントに接続すると Spotify で聞く音楽がすべてScrobble されます。使用するアプリやデバイス、プラットフォームの種類を気にする必要はもうありません。

Spotify に接続

却下

バイオグラフィー

  • 生年月日

    1974年 2月 11日 (50 歳)

  • 出身地

    Richmond, Virginia, アメリカ合衆国

ディアンジェロ(D'Angelo 本名:Michael Eugene Archer 1974年2月11日 - )は、アメリカ合衆国バージニア州リッチモンド出身の歌手。

《略歴》
ヴォーカルだけでなく、ピアノ、ギター、そして作詞作曲といったプロダクション作業までこなすマルチな才能を持つ。影響を受けたアーティストにマーヴィン・ゲイ、プリンスの名を挙げているが、ディアンジェロ自身多くのアーティストに多大な影響を与えているいわゆるミュージシャンズ・ミュージシャンである。1995年にファーストアルバム「Brown Sugar」でデビューし、マーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダーの時代のソウル感覚とヒップホップ世代の感性を見事に融合させたニュークラシック・ソウル/ネオ・ソウルという一つのムーブメントを作り出し、数々のフォロワーを生み出した。そして2000年にセカンドアルバムである「Voodoo」を発表し、名実共にネオソウルを代表するアーティストとなった。尊敬するプリンスとは異なり寡作であり、自身のオリジナルアルバムは未だ二枚しか発表していないもの、客演やカヴァー、楽曲提供は数多くこなしている。インタビューで「自分のことをR&Bシンガーだと思ったことはない、いつだってR&Bなんてくだらないと思っていた」と答えており、初めて作った曲もヒップホップで、常日頃からラップもしているとのこと。

HIPHOP以降のブラックミュージック、特に90~00年代を代表するR&Bシンガー、プロデューサー。セルフタイトルによる作品はライブ盤を含む3枚とわずかながら、彼にしか作りえないサウンドをもってシーンの内外に大きな影響を与えているアーティストだ。

HIPHOPシーンでアイズリース(Iseley Brothers)などのメローなサウンドが注目されていた90年代半ば、R&Bの世界ではますますHIPHOPのビートを取り込むことがトレンドとなっていた。これに対してカーティス・メイフィールド(Curtis Mayfield)、マービン・ゲイ(Marvin Gaye)、プリンス(Prince)、スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)などが作り出した音楽の影響を自ら作曲、演奏してHIPHOP的なグルーブ感を抽出した上、新たな音楽性を獲得することに成功したのがディアンジェロだ。そのサウンドはシーン、とりわけプロデューサーたちに大きな影響を与え、彼との関係も深かったアンジー・ストーン(Angie Stone)、エリカ・バドゥ(Erykah Badu)をはじめマックスウェル(Maxwell)やジル・スコット(Jill Scott)などの活躍への道を切り開いた。

1994年、男性ブラックミュージシャンが集まった企画プロジェクト、B.M.U.(Black Man United)にソングライターとして抜擢され、GOSPELテイストの佳曲"U Will Know"に参加。

ソロデビュー曲である"Brown Sugar"では彼独自のいわゆる「HIPHOPのフィルターを通過したSOUL回帰のR&B」を提示、スモーキーな空気感と重いトラックに艶やかなファルセットを披露したこの1曲だけでシーンからの圧倒的期待を集めることになる。フェンダー・ローズの響きも耳にしみるこの曲を含むデビューアルバム、"Brown Sugar"はリリースされるや絶賛と圧倒的人気を集めることになる。その後は"High school High OST"にエリカ・バドゥ(Erykah Badu)とのデュエット"Your Precious Love"を提供。ちなみにマービン・ゲイ&タミー・テレル(Marvin Gaye & Tammy Terrel)の名曲をカバーしたこの作品はエリカ・バドゥのメジャーデビュー曲として知られている。さらに98年にはライブアルバム、"Live At Jazz Cafe"をリリースした。ファーストのリリース当初からDJプレミアやメソッド・マン(Method Man)、デフ・スクワッド(Def Squad)、ルーツとのコラボレートなどとのコラボレートを通してHIPHOP的センスの確かさ示してきたこともその人気の秘密のひとつと言える。

しかし彼の存在を歴史的なものにしたのは続く2000年のセカンドアルバム、"Voodoo"であると言い切って間違いない。ルーツ(The Roots)のドラマー/プロデューサーであるクエストラブ(?uestlove)やジェイムス・ポイザー(James Poyser)を中心に、ロイ・ハーグローヴ(Roy Harglove)、ピノ・パラディーノ(Pino Palladino)、チャーリー・ハンター(Charlie Hunter)、ラファエル・サディーク(Raphael Saadiq)、それにトム・コイン(Tom Coyne)など、最高のメンバーを集めて制作されたこのアルバムはソウル回帰とどまらない、アフリカ回帰の方向性や単なるHIPHOPの方法論を超えた音楽性の高さ、濃密な音世界が凝縮されたものとなった。この作品はメディア、一般リスナーの双方から高い評価を得ることに成功、プリンスへのオマージュと噂されたファーストシングル"Untitled(Hoe Does It Feel)"と、"Voodoo"がともに2000年のグラミーを獲得した。

"Voodoo"以降、ラファエル・サディークの楽曲やへの参加を除き、表舞台では名前を聞くことがなくなっているが、いまだシーンからの支持は根強く、最も新作の待たれるアーティストの一人といっても過言ではない。

この wiki を編集

広告なしで音楽を楽しみませんか?今すぐアップグレード

似ているアーティスト

API Calls