バイオグラフィー
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活動期間
1992 ~現在 (33 年間)
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出身地
Berlin, ドイツ
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メンバー
- Alec Empire
- Carl Crack
- Hanin Elias
- Nic Endo (1997 ~現在)
アレック・エンパイアを中心に結成されたアタリ・ティーンエイジ・ライオット(以下ATR)。 ロックとテクノの既成概念を覆し、過激なメッセージにノイジーな高速ブレイクビーツを融合させたヘヴィなサウンドスタイルで、『デジタル・ハードコア』というジャンルを確立。そのあまりの過激さにドイツ国内においては幾度となく発禁を受ける。自主レーベル【DIGITAL HARDCORERECORDINGS】(DHR)を設立し、『Delete Yourself』(当時のタイトルは『1995』)でデビュー。新たにニック・エンドウも加入し、精力的にツアーを展開。97年にはフジロックに初出演し、台風のなか開催されたライブは伝説として今でも語られ、日本で絶大な人気を獲得するきっかけとなった。そして2nd 『The Future Of War』をリリース、ビースティボーイズのマイク・Dに気に入られ【GRAND ROYAL】からもリリースし、全米進出も果たした。また1999年には反NATOのデモにサウンドカーで参加。ライブで抗議を訴え、機動隊が出動し、メンバー全員が検挙される事態にまで発展。社会に多大な衝撃と影響を与えた。そして同年代表作『60 Second Wipe Out』を発売。以後レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンやナイン・インチ・ネイルズと共にツアーを行い、バンドは全盛期を迎えた。だがメンバーの死をきっかけにバンドは活動停止状態に。その後ソロとして活動を続けるなか、新たなメンバーを迎え3人編成の“新生”ATRとして再結成。サマーソニック出演をはじめとするワール ド・ツアーを敢行し、当時にひけを取らないアグレッシブなライヴ・パフォーマンスは、NME誌など数多くのメディアから大絶賛を受ける。そして2011年に12年ぶりとなる4th『Is This Hyperreal?』で完全復活。東日本大震災後の来日となったフジロックでは、ステージ上で福島原発事故に触れ、政府による情報隠蔽を痛烈に批判するなど、会場をモッシュと興奮の渦に巻き込む圧倒的なパフォーマンスを見せた。そして2014 年ついに届けられた最新作で、ATR はまた新たなステージへと突入する。この混沌の時代に楔を打ち込むのは、ATR をおいて他ならない。
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