村下孝蔵

村下孝蔵（むらしたこうぞう、1953年2月28日 - 1999年6月24日）は、熊本県出身のシンガーソングライター。

幼少より映画や外国のポピュラー音楽に親しみ、高校時代には自作のギターを制作するなどしながら音楽に傾倒して行った。
高校卒業後、広島に転居し専門学校に通いながら音楽活動を行う。1979年、自主製作アルバムを発表。
音楽関係者の勧めもあり同年、ソニーレコード（当時CBSソニー）主催の第1回SDオーディションを受け合格。
1980年シングル「月あかり」でプロデビューした。1983年には村下の代表曲となる「初恋」を発表。
プロデビュー20周年を迎えた1999年6月20日、コンサートのリハーサル中に体調不良を訴え病院を訪れたが、高血圧性脳内出血と判明した直後に昏睡状態に陥り4日後の24日に死去（享年46歳）。

日本語の美しい響き、心を大切にし英語を使わない叙情的な歌詞と、美しくも哀愁を誘うメロディは多くの人に支持された。