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リリース日
2010年 1月 10日
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再生時間
12曲のトラック
名前に惑わされてはいけない。HADOPIとはフランスのサルコジ大統領の可決した音楽の違法ダウンロード禁止条例の名称で、ヴィクネットのアルバム名がMR.HADOPIなのはその条例に反対でむしろ自由な文化の共有へのオマージュを込めて命名された。
この無料のアルバムを作るためにヴィクネットは何ヶ月も寒い中一カ所に閉じこもって空腹や貧乏生活に耐えた。そして出来上がったアルバムは以前のデジタルなものからもっと洗練された人間味のある、しかしテクノでとってもファンキーかつディスコな作品となっている。このアルバムはヴィクネットにとっては成熟な作品であると同時に制作課程に置いて若返るというスタンスをとっている。彼は自身のレーベルDa ! Heard It Recordsについて『若者のための年寄りの音楽』と解説している。
モナコのゴミ捨て場から拾って来たローランドSH-101や自身の所有するTB-303、ロボットの声などヴィクネットは私たちに本能的なエレクトロ音楽を提供してくれ、それはまるでエクスタシーを摂取した状態で聴くEgyptian Loverのようなたくさんの音楽的影響が見られる。旅行中の道ばたで、デパートで、またはガソリンスタンドで広い集めた音のミックスをイヤホンでハイスピードで消耗するようなヴィクネットのローテクな音楽的ヴィジョンは、例えばレゴで作られた等身大のスペインの世界遺産、サグラダ ファミリアを賞賛する感覚に近い。
ヴィクネットのMr Hadopiのジャケットは彼の手下であるshobo shoboによるもので、彼とはユダヤアシッドハウストリオ、モシェモシェモシェレというバンドを組んでいる。
アルバム、Mr Hadopiは下記のDa ! Heard Itレーベルのサイトから無料でダウンロードできるシステムになっています。
http://www.daheardit-records.net/en/discography/dhr12/
この無料ダウンロードシステムは無契約ですが、あなたの責任にまかされています。もしあなたが危険やリスクを伴う勇気があれば、Mr Hadopiを好きなだけコピーしていただいてあなたのハッカー友達と共有して楽しんでいただけること間違いなしです。
Last.fm に掲載するアルバム解説は誰でも編集できます。あなたもぜひ!
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