バイオグラフィー
SUEMITSU & THE SUEMITH (スエミツ アンド ザ スエミス、1971年6月4日 - )は、日本のシンガーソングライター・作曲家・ピアニストである。広島県広島市安芸区矢野町出身。広島県立熊野高等学校~名古屋音楽大学音楽学科音楽教育コース卒業。身長183cm。血液型O型。
概要
作詞、作曲、アレンジ及びピアノ演奏を行うSUEMITSUこと末光篤(すえみつ あつし)と、サポートメンバーからなる可変バンドのTHE SUEMITHによる音楽ユニットであるが、実質は末光を前面に押し出したソロユニット名である。同様のスタイルとしてRuppina、三枝夕夏 IN dbなどが挙げられる。またピアノ弾き語りによるソロユニットという点においては同じくSME所属のAkeboshi等とも比較されることもある。
THE SUEMITHは、メジャーデビュー前はThe Suemithというバンドとして成立していたが、SUEMITSU & THE SUEMITHとして活動を始めるようになった頃には末光を前面に押し出したバックバンド的な存在になり、メジャーデビューに至ってからはそれまでの固定メンバーによるスタイルから可変型のサポートバンドとして位置づけられるようになった。
THE SUEMITHには、それぞれスタジオミュージシャンとして既に活動をしているミュージシャンが参加するようになる。またスタジオミュージシャンの他にも、クラムボンのミトなど、著名なミュージシャンも参加している。また、THE SUEMITHの位置付けとして、5枚目のシングルにもなった「Sagittarius」ではのだめオーケストラとのコラボレーションでTHE NODAME ORCHESTRA名義で発表しており、オムニバスアルバム『Rock For Baby』収録の「アンパンマンのマーチ」のカバーではコーラス隊に子どもたちを加えてTHE SUEMITH KIDSとして発表している。
人物
クラシックとロックとの融合を図ったグラインド・ピアノ・ロックを提唱した楽曲制作を主とし、ジェリー・リースタイルで奏でられるピアノ演奏スタイルや、坊主にキャップを被りパーカーやTシャツやジャージなどというB系ファッションが特徴的である。自身のスキルアップのため、年に一度、フランスのパリに渡りクラシックピアノのレッスンを受けている。
大学の高額な学費のために、大学時代はミスタードーナツでアルバイトをしていたという。また現在のファッションとは一変、大学時代は金髪にモッズコートという出で立ちであったという(『TOWER』2007年2月号より)。また音楽(中学もしくは高校)の教員免許を取得している。
趣味はミュージカル映画・舞台の鑑賞。邦画では大林宣彦監督作品が好きであるという。
来歴
5歳の時にピアノを独学で始め、16歳の時にクラシックピアノを始める。初めて自身で楽曲を作ったのは高校の音楽の授業の課題で、1枚目のシングル曲となる「Sharbet Snow and the Airplane」の元となる曲を作曲したことが始まり(ただ、その時は先生から酷評を受けた)。
名古屋音楽大学でピアノを専攻。毎朝4時半に起床し、授業前に2時間ピアノを弾き、帰宅後はピアノを毛布で包んで音漏れがしないようにして1日8時間の練習を続けたという。卒業後はアルバイトをしながらクラシックピアノを続けていたが、ある音楽関係者の「オリジナル曲は作らないのか」という言葉に触発され、大学生活で培った音楽理論と元から好きであったロック音楽へのアプローチを試み、オリジナル楽曲を制作するようになる。
SUEMITSU & THE SUEMITH オフィシャルサイト http://www.suemitsu-s.com/
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