バイオグラフィー
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活動期間
1971 ~ 1972 (1 年間)
ドイツのプログレッシヴ・ロック・バンド、Proff. Wolfff は 1970 年代初期のクラウト・ロック隆盛期に、短くも充実した活動期間を過ごしたグループである。
ドイツ全土でギグを行い、ARD(ドイツ公共放送連盟)の TV 番組「Talentschuppen」にも出演して演奏した。
グループは、Metronome レーベルからファースト・アルバム「Prof. Wolfff」発表したが、その直後の 1972 年 3 月、思いがけず解散した。
Prof. Wolfff は、Ihre Kinder、Ton Steine Scherben(ベルリン出身の政治的ロック・グループ)らとともに、ドイツにおける最初期のプログレッシヴ・ロック・バンドの一つであり、ドイツ語のみによるロックという意味でも、Udo Lindenberg の最初のドイツ語によるアルバムの先を行っていた。
後続グループは、Prof. Wolfff からインスパイアされてドイツ語によるロックを作るようになった、ともいえるだろう。
唯一のアルバムは、Ihre Kinder のマネージャー Jonas Porst がプロデュースを担当し、ポップス、ブルーズ、ジャズ、クラシックを混ぜ合わせてドイツ語による政治批判的な歌詞とともに送り出す、典型的なクラウト・ロックのスタイルであった。
アルバムは、「Hetzjagd」、「Hans Im Gluck」、「Missverstandnis」、「Das Zimmer」、および終曲「Weh Uns」の 5 曲から構成されている。さらに、Second Battle レーベルからの 1998 年の再発 CD では、「Hetzjagd」のラジオエディット版がボーナス・トラックとして収録されている。
www.profwolfff.de
www.myspace.com/profwolfff
メンバー:
Klaus-Peter Schweizer/リード・ヴォーカル、ギター、エレクトリック・ピアノ
Romi Schickle/ハモンド・オルガン、エレクトリック・ピアノ、ヴォーカル
Friedrich Herrmann/リードギター、ヴォーカル
Mondo Zech/ベース、ヴォーカル
Michael Sametinger/ドラムス、パーカッション
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