Spotifyから再生中 YouTubeから再生中
YouTube video にジャンプ

プレーヤーをロードしています…

Spotify 経由で Scrobble しているお客様へ

Spotify アカウントを Last.fm アカウントに接続すると Spotify で聞く音楽がすべてScrobble されます。使用するアプリやデバイス、プラットフォームの種類を気にする必要はもうありません。

Spotify に接続

却下

バイオグラフィー

キャメル (Camel) は、1973年にデビューしたイギリスのプログレッシブ・ロック・バンド。数あるプログレ・バンドの中でも、叙情派のサウンドで知られる。

1969年、ラティマー、ファーガソン、ウォードのメンバーで「ブリュー(Brew)」という、ブルースを基調としたローカルバンドを結成。その後に、キーボードプレーヤー募集の広告を「Melody Maker誌」に出したところ、すでに「ゼム(Them)」やソロ活動でキャリアを重ねていたバーデンスが加入。1971年、バンド名を改め「キャメル」と成る。

初期はラティマーの哀愁漂うエモーショナルなギター(主にギブソン・レスポールを使用)とバーデンスの軽快なキーボード、アンディ・ウォードの多彩なドラムを軸に、美しいメロディをテクニカルな緊張感のある演奏で聴かせていた。

1973年、『キャメル(Camel)』で、デビューアルバムをリリース。

1974年、アルバム『蜃気楼(Mirage)』を発表。

1975年、ポール・ギャリコの小説「スノーグース」を基にしたコンセプト・アルバム『白雁(スノーグーズ)(Music Inspired by The Snow Goose)』を発表。後に、オーケストラと共演し全曲を演奏したり、後のライブ演奏でも「スノーグース」からの曲をセレクションして演奏しており、キャメルの代表作の一つ。

1976年、アルバム『月夜のファンタジア(MOONMADNESS)』発表。後に、まとめ役的存在であったファーガソンを演奏能力の問題から解雇、元キャラヴァン(CARAVAN)のリチャード・シンクレアを後任に据え、ゲストメンバーとしてメル・コリンズ等を迎えて活動。

1977年、アルバム『雨のシルエット(Rain Dances)』を発表。

1978年、アルバム『ブレスレス~百億の夜と千億の夢(BREATHLESS)」』を発表。

アルバム収録後、バーデンスがラティマーとの軋轢から脱退し、ヴァン・モリソンのバンドに加わる。後任に元キャラヴァンのヤン・シェルハース、さらにツアーメンバーとしてやはり元キャラヴァンのデイブ・シンクレアが参加。オリジナルCAMELより元CARAVANメンバーの方が多くなり、CARAMEL(キャラメル)と渾名(あだな)される。

1978年、2枚組アルバム『ライブ・ファンタジア(A LIVE RECORD)』を発表。初のライブアルバム。初期のライブ録音からと、オーケストラと共演した「スノーグース」のライブ演奏を収録。

1979年1月に初来日。(ブレスレス・ツアー)

1979年のワールドツアー後、CARAVAN再結成のためデイブ・シンクレア、リチャード・シンクレアが脱退、さらにメル・コリンズも脱退。コリン・バースとキット・ワトキンスが加入。

1979年、アルバム『リモート・ロマンス(I Can See Your House From Here)』を発表。

1980年1月に来日。(リモート・ロマンス・ツアー)

バーデンスの不在のせいか時代の流れか、キーボードがややバッキングにシフト。アルバム一枚でキット・ワトキンスは脱退、代わりにダンカン・マッケイ。

1981年、アルバム『ヌードの物語 ~Mr.Oの帰還~(Nude)』を発表。(第二次世界大戦終戦後、フィリピンで29年間投降しなかった、小野田寛郎氏の当時の生活の模様等を書いた本を、1979年の来日時、ラティマーがプローモーターより贈られ、インスパイアされ制作れたコンセプトアルバム。)

『NUDE』以降、女流詩人のスーザン・フーヴァー(以前には、音楽関連のライターなど。後に、ラティマーの妻)が、コンセプト面で重要な役割を担うようになる。

1981年、アンディ・ウォードが脱退しオリジナルメンバーはラティマー1人になる。

1981年、アルバム『シングル・ファクター(The Single Factor)』を発表。(キャメル名義ではあるが、実質的には、ゲスト演奏者を集めて制作したラティマーのソロプロジェクト・アルバム)以後、「キャメル」そのものがラティマーのソロプロジェクトの性質を持つようになる。

1984年、アルバム『スタショナリー・トラベラー(Stationary Traveller)』を発表。(ドイツのベルリンの壁をテーマにしたコンセプト・アルバム。)

82年から84年の間で契約を消化し、活動休止。

1991年復活アルバム、ジョン・スタインベックの小説「怒りの葡萄」を基にしたコンセプト・アルバム『DUST AND DREAMS』発表。

その後もラティマー自身のレーベル『キャメル・プロダクション』から、新作やライヴ・アーカイヴ(オフィシャルでの「ブートレグ・シリーズ」)のリリースを続けている。

1996年、アルバム『ハーバー・オブ・ティアーズ 港町コーヴの物語(Harbour Of Tears)』を発表。

1999年、アルバム『ラージャーズ 別れの詩(Rajaz)』を発表。

2002年、バーデンスが死去。またバースはインドネシアに渡り、「サバ・ハバス・ムスタファ(SABAH HABAS MUSTAPHA)」の名を用い同国音楽シーンで成功を収めている。

2002年、アルバム『ノッド・アンド・ウィンク(A Nod And A Wink)』を発表。(過去のライブ音源より)

2007年、ラティマーが骨髄線維症に罹患し、ツアーを中止した。2007年後半に彼は骨髄移植を受けた。2008年9月の時点で彼は回復しており、ツアー再開の可能性も考えられる。

メンバー
アンドリュー・ラティマー - Guitar, Vocal, Flute (1972-現在)
コリン・バース - Bass, Vocal (1979-1981,1991-現在)

オジリナルメンバー
ピーター・バーデンス - Keyboards(1972-1978)
アンドリュー・ラティマー - Guitar, Vocal, Flute (1972-現在)
ダグ・ファーガソン - Bass (1972-1977)
アンディ・ウォード - Drums (1972-1982)

過去メンバー
リチャード・シンクレア - Bass, Vocal(1977-1979)
メル・コリンズ - Sax(1977-1979)
ヤン・シェルハース - Keyboards (1972-1978)
キット・ワトキンス - Keyboards, flute (1979-1980)
ミッキー・シモンズ - Keyboards (1992-1996)

この wiki を編集

広告なしで音楽を楽しみませんか?今すぐアップグレード

似ているアーティスト

API Calls