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12枚目のオリジナルアルバムとなる『Special Gift』は、デビューから24年というキャリアの中でさまざまなトライをしてきた露崎が、なおも今までのやり方にとらわれず「今生まれてくるもの」を大事にした作品。レコーディングでは、近年のライブ演奏のスタイルでもあるドラム、ベース、ギター、ピアノからなるバンドサウンドを基調としており、露崎本人が敬愛するミュージシャンを起用した。“シンプルなアレンジでもしっかりとリスナーに届く楽曲”をテーマに、これまで以上に自身の歌声が有機的に響くよう制作されている。
M3の「瞳の向こうに」では、初期の露崎作品を支えた作詞家の松井五郎氏に歌詞を依頼。長く歌っていきたいという気持ちを存分に込めた作品となっている。またM6に収録されているリンダ・ロンシュタット&アーロン・ネヴィルのカバー曲、「Don’t know much」では、露崎のデビュー当時や、近年のライブでコーラスをつとめている『Sing Like Talking』のボーカル佐藤竹善氏とのデュエットを聴くことができる。これはスタジオ・レコーディング作品としては、1995年発売のデビュー・アルバム『HARUMI TSUYUZAKI』以来、24年ぶりとなる。さらに、この曲では鳥山雄司氏のギターが2人の歌声に彩りを加えている。
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