バイオグラフィー
『ナタP』とは、VOCALOIDを使用した楽曲を発表している制作者の一人である。
概要
初のVOCALOID楽曲は 『【鏡音リン】空に届く砂の山 Ver.1.2【オリジナル曲】』だが、完成版としては2曲目「フエト」が先行した。
使用しているボーカロイドは、鏡音レン・リン、がくっぽいど、巡音ルカ。初音ミク。
初期は鏡音レンを中心に使用しており、レンの安定した低音には定評がある。
現在はレンの他にがくっぽいど・巡音ルカ等も使用しており、その歌声も抜群の安定感を誇る。
シンセサイザーの和音の美しい、叙情的で広がりのある楽曲に定評がある。
その一方で、自らギターを弾いてゴリゴリのロックナンバーを披露することもあり、作風の幅は広い。
がくぽオリジナル曲をGACKT本人が審査する「がくっぽいどコンテスト」に参加。
氏の出演したニコニコ生放送で、ナタPの楽曲がピックアップされ、放映された。詳細は後述。
コミックマーケット78にて頒布される大型コンピレーション・アルバム『Try!』に、楽曲『スヌスムムリク』で参加している。
2010年9月15日発売予定のコンピレーション・アルバム『EX:P2 ~Ex:Producers2~』に、『1000001colors』で参加。
ナタPにとってはこれが初の商業流通となる。
"NATARIE IN THE DREAM"
1stアルバム『WATERISE:』以降は、絵師のkuraとタッグを組んでおり、
淡い色彩の美しい水彩画が、繊細でありまた壮大な楽曲を包み込む。
2010年7月22日現在、更にCD・ウェブサイトのデザインを手がけるSHINN氏を加え、
3人を中心とした「NATARIE IN THE DREAM」としての活動を展開している。
CDのリリースも積極的であり、2009年9月6日発表の『WATERISE:』を革切りに、
2010年8月14日に4thアルバム『COLORS』をリリースするなど、制作ペースは非常に早い。
3rd『BEAUTIFUL DREAMER』以降は、アルバム収録曲のデモ版(1番まで)が出来上がるたびにブログにアップロードしている。
鏡音レンについて
先述の通り、完成版としてのニコニコ初投稿は『フエト』。
レンの渋い低音にリンのか細い歌声がそっと寄り添うような、味わい深いバラードである。
以降、レンの低音を駆使して、『パーフェクトサークル』『live in this moment』などの深みのあるバラードや、
『冬の虫』『スターゲイザー』などの美しいポップソングなどをコンスタントに発表し続け、
いずれも非常に高いクオリティを誇っている。
その調教そして楽曲のセンスを讃えて、
ここ狭いP・釈P等と並んで「伝説の低音レンマスター」のタグが贈られることが多い。
2009年9月6日開催の「THE VOC@LOID M@STER 9(ボーマス9)」にて、鏡音レンオンリーの1stアルバム『WATERISE:』をリリース。
その後KarenTレーベルよりiTunes Store等でダウンロード販売が開始された。
がくっぽいどについて
がくっぽいどが発売されると即座に購入。
そして、これまで発表してきたすべてのオリジナル曲をがくっぽいどでカバーする企画を打ち立て、
『【神威がくぽ】バタフライ【オリジナル曲】』をはじめとして次々とアップロードし始めた。
最初は短期間ですべてをカバーし尽して公開する予定だったものの、
3作で一旦中断し、4作目の公開まではさらに2ヶ月の時を経る必要があった。
現在は、『【神威がくぽ】しあわせな王子【オリジナル曲】』までの計5曲が発表されている。
2009年7月27日、がくぽ用に書き下ろした初のオリジナル曲『【神威がくぽ】月色回帰【オリジナル曲】』を公開。
がくっぽいどコンテストに応募するために作られた曲であった。
がくっぽいどコンテストとナタPとの因縁については後述。
2010年2月7日、「THE VOC@LOID M@STER 11」(ボーマス11)にて、がくっぽいどオンリーの2ndアルバム『ノクターン』をリリース。
それに先駆けてタイトル曲である『【神威がくぽ】ノクターン【オリジナル曲】』を投稿した。
巡音ルカについて
がくっぽいどコンテストに応募し、レンのアルバムをリリースした後、
初のルカオリジナル曲『BEAUTIFUL DREAMER』を発表。
レン・がくぽと続いて低音をベースとした歌声を持ち味としてきたナタPであるが、
ルカでは一転して伸びやかで美しい高音を披露。
これまでの調教スキルを存分に活かし、安定した歌声でメロディを朗々と奏でる同曲は、抜群の高評価を受けることとなった。
2010年5月9日の「THE VOC@LOID M@STER 12(ボーマス12)」にて、巡音ルカオンリーの3rdアルバム『BEAUTIFUL DREAMER』をリリース。
その発表に先駆けて、収録曲のうち4曲(『Lovers’ Eclipse』『アニマ』『マシーナリー』『1000001colors』)を、
5日の間に立て続けにアップロードした。
そのいずれも素晴らしい出来であったことから、
リスナー(およびボーマスに向けて準備を重ねていた他のPたち)を驚愕させた。
初音ミクについて
2010年6月、ついに初音ミク(と初音ミクAppend)を購入。
そして、同年8月14日発表の4thアルバム『COLORS』にて、ミクを用いた楽曲が数曲収録されることが発表された。
その中から先行して、ミクのソロ曲『VIRIDIAN』を投稿した。
AppendのDarkを中軸に、ちょこっとデフォルトミクの声を混ぜた、深さと力強さを兼ね備えた見事な調声を披露した。
がくっぽいどコンテストについて
2009年7月27日、「がくっぽいどコンテスト」に『【神威がくぽ】月色回帰【オリジナル曲】』を出品。
しかし、参加しなかった『【神威がくぽ】バタフライ【オリジナル曲】』の方がGACKTの目に留まり、
同年12月15日にコンテストの結果発表の生放送が行われた際にも、こちらの方が本人によって紹介された。
未エントリー作品のため残念ながら入賞は出来なかったものの、
ある意味においては非常にオイしい目に遭ったとも言えよう(参考記事:「え」で伸ばす)。
シリツボミについて
ナタPがある日ふと投稿した『【鏡音レン】シリツボミ【オリジナル曲】』が、
どういう経緯か他のP・絵師の琴線に触れ、派生作品が現れた。
そして、アレンジ企画・ツアーが始動し、果てには壮大な合唱で綺麗に総括する、
という現象が発生したのであった。
どの動画もアノ独特な形状の蕾の絵が含まれる。深読みのし過ぎにはくれぐれも注意するように。
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